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70~80年代 90~00年代

森口博子 SPARKLING TIMES

歌手、タレント、司会者。本名、花村 博美(はなむら ひろみ)。
元祖バラドルの代表格。
アニメ『機動戦士Ζガンダム』の後期オープニングテーマ曲「水の星へ愛をこめて」でアイドル歌手としてデビュー

森口博子さんのデビュー時のキャッチフレーズは「よかった。君がいて」。この言葉は、彼女の明るく元気なイメージそのものですね。中学生の頃、福岡のスクールメイツに所属してレッスンを積み、音楽番組でバックダンサーを務めるなど、早くから芸能界に足を踏み入れていました。

アイドル歌手を目指して数多くのオーディションに挑戦した森口さん。その数はなんと100以上!でも、そんな彼女も最初はなかなか芽が出ず、落選続きだったとか。それでも、諦めずに挑戦し続けた結果、NHKの『勝ち抜き歌謡天国』で準優勝したことがデビューのきっかけとなりました。

1985年、スターチャイルド(キングレコード)から、アニメ『機動戦士Ζガンダム』の後期オープニングテーマ曲「水の星へ愛をこめて」でアイドル歌手としてデビュー。この曲はオリコン16位のスマッシュヒットを記録し、一躍注目の的となりました。同期には、本田美奈子さん、森川美穂さん、中山美穂さん、芳本美代子さん、斉藤由貴さん、南野陽子さん、浅香唯さん、井森美幸さん、松本典子さん、大西結花さん、中村繁之さん、若林志穂さんといった、そうそうたるメンバーがいました。

小学生の頃からボイストレーニングやダンスレッスンに通い、その後、優秀な成績から特別に月謝が免除され、家計が助かったとのこと。テレビの歌番組に何度か出演した経験から、歌には自信があり、中学生になるとクラスメートから「あの歌を歌って」とせがまれ、教室で上機嫌に歌っていたそうです。しかし、オーディションでの落選続きで「自分って大したことなかったんだ」と気づいたこともあったとか。

堀越高校の芸能コースでは、荻野目洋子さん、武田久美子さん、井森美幸さんと同じクラスでした。仕事が忙しくて学校を欠席することが多いクラスメートに比べ、森口さんは仕事が少なすぎて毎日学校に通い、皆勤賞になりかけるくらいだったとか。時には嘘の早退届を出して仕事に行くフリをするなど、辛い思いもしたそうです。

森口博子という芸名は、平尾昌晃歌謡教室時代の恩師、平尾昌晃さんが命名しました。結婚願望も少なからず持っているものの、一人の自由な生活が気に入っているという森口さん。彼女の生き方や考え方には、多くの人が共感できる部分がたくさんあるのではないでしょうか。

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