団鬼六の同名短編を元に描いた、愛染恭子の引退記念作。東京湾に浮かべた*船でSMマニアの会を催しているSM小説家・鬼又貫と、彼とかつて愛人関係にあった伊豆の温泉旅館の美人女将・菊江を軸に、歪んだ愛欲のドラマが繰り広げられる。
愛染恭子さんは、お父さんの祖母がカナダ人というクオーターで、幼少の頃は金髪だったそうです。彼女自身が『週刊文春』のインタビューで語っています。1981年に『白日夢』の主演に抜擢され、本番行為を演じたことで愛染恭子と改名。映画が大ヒットすると、ストリップ劇団を旗揚げし、ドサ回りを始めました。映画やビデオ、自伝などを合わせて、3年間で25億円を稼ぎ出すほどの人気を誇りました。
しかし、1983年1月に大阪市・十三のストリップ劇場で公然わいせつの現行犯で逮捕され、罰金5万円の命令を受けました。同年7月には横浜でも同じ罪で逮捕されましたが、起訴猶予となりました。釈放されるとすぐにファンの待つ地方のストリップ劇場に飛んで行くというプロ根性の持ち主でした。
女番長作品に出演した際には、シンナー遊びをしている役作りのために前歯を抜いて撮影に臨むなど、その役者魂は徹底していました。また、1984年にはアダルトビデオ作品『ザ・サバイバル』の処女喪失シーン撮影のために高須クリニックで処女膜再生手術を受け、その実際の手術映像が作品内で使用されました。
2010年3月に公開された団鬼六原作の映画『奴隷船』をもってヌード出演からの引退を表明。ヌード引退は2010年3月7日に行われた埼玉県のストリップ劇場「わらびミニ劇場」での公演となり、3月5日から7日の3日間で12回のステージを務めました。愛染恭子さんの人生はまさに波乱万丈。そのプロフェッショナルな姿勢と情熱は、今でも多くのファンに愛され続けています。
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